子育てって自分の愛する子供を育てるんだから、別に大変じゃないでしょ?
なんて思っているプレパパさんや新米パパさんもおられるかもしれませんが、全力で否定させていただきます!!
サラリーマン生活も長くやっていた私ですが、会社で仕事をする事よりも子育て(乳児~幼児期)の方が大変なんです!!!
その理由は・・・
会社勤めよりも子育てが大変な3つの理由
会社で仕事をするよりも子育てが大変な理由はいくつもありますが、私が実際大変な事、大変だった事を考えると大きく3つの理由があります。
自分のペースでできない。
会社で仕事をするのと家で子育てをするのとで大きく違うのが自分のペースでできない(自分が思うようにできない)という事。
主夫や主婦にとって育児は重要な仕事ですが、他にも家事が色々とあります。掃除や洗濯、食事の準備などをやろうと思っていても、子供が乳児の頃は泣けばゴハンをあげたりおむつを替えたりしますし、
幼児になればちょっと目を離した隙に何かしたり、お腹がすいたと騒いだり、部屋をぐちゃぐちゃにしてくれたりと、自分のペースで物事を行う事ができないのでとっても大変。
いつでも子供のペースにあわせなくてはいけませんが、突発的な事が多く時間通りに物事が進む事はまずありません。
これが、ものすごーーーーくストレスになります。
サラリーマン時代は、大変な事ももちろん多いですが、基本的には自分のペースでできていたので大変さと疲れ具合の質が大きく異なります。
終わりがない。
私もサラリーマン時代、仕事はもちろん大変でした。
洋菓子メーカーにいた時はクリスマス~バレンタインまでが繁忙期で(特にクリスマス時期は死ぬほど忙しい)、大体11月~2月の半ばまでほぼ休みがなかったり、
外資系銀行にいた時は金融監査を翌週の月曜日に控えていた週末の帰りに膨大な量の英語のマニュアルが正しく日本語になっているかを確認してほしいと頼まれ、表紙からして間違っていたのでそのまま金曜日の通常業務が終わってから月曜日まで寝ずに翻訳をしたり、
通信会社にいた時は大規模障害が起きた際には会社に泊まりこんで対応する事も何回かありました。
そのような経験をしつつも、それでも子育ての方が大変だと思います。
なぜなら、子育ては終わりがないから。
どんな大変な仕事でも(少なくとも私が経験してきた中では)、終わりがあるので達成感だったり充実感などがありますし、仕事が終わったという安堵感があります。
子育ての場合、子供に何かあったり、子供が何かを求めたり、基本的に終わりがなく、24時間対応になります。(特に乳児期)
終わりがないので、「今日も終わった、ふぅ。」という安堵感がないのでとてもシンドイです。
幼児期になりますと今度は子供が自分で色々動けるようになり、ずっと見ていないといけない状態になるのでさらに神経が擦り切れて大変です。
大変さが伝わらない。
この記事を読んでいる時点で大変さが伝わっていないからだと思うのですが、子育てって本当にやってみないと分からないんです。
いやいや、俺は週末ちゃんと子供の相手をしてるよ。
なんて方もいらっしゃると思いますが、これ、大きな勘違いなんです。
もちろん週末に子供の面倒を見てくれて助かりますし、ありがたいのですが、週末だけ面倒を見るのと普段の子育て(平日)とは大きく異なります。
普段、主婦や主夫の子育ては家事&子育ての完全ワンオペ(共働き夫婦でも多くの場合は主婦の比率が多いようです。)となる為、二人で子供の面倒を見る&家事を分担できる週末とは大きく状況が異なります。
中には子供の面倒だけではなく、家事も子育ても全部週末はパパさんがやるというおうちもいらっしゃるかもしれませんが、これはこれでとても素晴らしい事ですが、やはり週末だけやるのと平日毎日やっているのとでは違います。
毎日毎日続けて家事や育児をしているという事が大変なので、代わりにちょっとやってみるという事ができず、大変が伝わらないわけです。
私もサラリーマンだったので分かりますが、会社で仕事をするという事はとても大変な事です。
でも、それ以上に、といいますか育児はそれとはまた違う質の大変な事が多いのでぜひそこを理解してできる限りママさんの負担を減らす努力をしてみてくださいね。
育児の大変さは本当に毎日やってみないと分からないものです。
間違っても奥さんに「会社で働く方が大変だ!」なんて言わないでくださいね。
両方経験した私の結論としては育児の方が大変ですので。